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【根室本線】根室本線を乗り通す旅④ 根室本線普通列車に揺られる旅(東鹿越→滝川)

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みなさんこんにちは、tomotabitripです。

今回は滝川から富良野、釧路を経由して根室までを結ぶ根室本線。その第4弾として東鹿越→滝川までの根室本線普通列車の乗車記になります。

 

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【↓根室本線乗り通す旅①はこちら↓】

www.tomotabitrip.com

 

根室本線とは

函館本線の滝川から富良野、帯広、釧路を経由して根室までを結ぶ443.8㎞路線です。支線を含めない鉄道路線としてはJR北海道の中で最長路線となっています。

 

今回は根室本線の東鹿越~滝川間の94.8㎞の乗車記になります。

 

(引用:© OpenStreetMap contributors)

 

根室本線 普通列車乗車記

東鹿越駅から出発

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今回の乗車記は東鹿越駅から始まります。

東鹿越駅は無人駅で改札はなく、待合室から線路を渡りホームへ直接アクセスすることができます。

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ホームから不通区間である新得方面を眺めると、奥に見える信号は赤が表示してあります。おそらくずっと赤を表示し続けているのでしょう。

線路には草木が生え、線路は錆、列車が走ってないことを示していました。

 

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され今回滝川駅まで乗車することになるのは、JR北海道でも徐々に数を減らしつつあるキハ40系気動車 1両編成での運行です。

 

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側面には「東鹿越-富良野-滝川」の行先標(サボ)が差し込まれています。この形式を見られる機会も徐々に減ってきてしまうでしょう。

 

   

 

車内

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車内は4人掛けのクロスシートと2人掛け固定式のクロスシート、車端部にロングシートとセミクロスシート?形式となっています。

 

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車両は冷房がついていない非冷房車で扇風機のみがついています。窓が開閉可能なので、窓の開け閉めで室温調節が必要です。

 

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運転台(後部側)の写真を撮ってみました。ツーハンドルだったり、ボタンがたくさんあったりと無骨な運転台が渋いです。

車窓①(東鹿越~富良野)

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15:12、列車は時刻通り東鹿越駅を出発。

 

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東鹿越駅を出発してしばらく走ると、空知川に作られたダム湖、「かなやま湖」を渡ります。

かなやま湖を渡るとすぐに全長2,255mの空知トンネルへと入っていきます。

この空知トンネルは金山ダム建設によって水没する根室本線を新ルートへ切り替えるために建設されました。

 

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東鹿越駅を出発して10分、金山駅に到着。

金山駅は相対式ホームで2面2線を有する駅で交換可能な駅です。

ホームに対して退避設備は長く用意されており、かつて根室本線を走っていた列車が長大であったことを感じさせてくれます。

 

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左右に曲がりながら流れる空知川を列車は鉄橋で何度か渡り、川に沿って根室本線は走ります。

 

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東鹿越駅を出発して26分、途中の新金山に停車しつつ山部駅に到着。

山部駅は2面2線を有する駅で、金山駅と同様に交換設備は長めに用意されているとの、ホームがかなり長く作られていました。

 

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東鹿越駅を出発して32分、布部駅に停車。

緑色の屋根が特徴的な待合室とホームは構内踏切で結ばれています。1面2線と側線を有しますが、実際に使っているのは1面1線のみです。

 

下金山駅までは周囲を山に囲まれた中を走ってきましたが、山部駅辺りからは畑や住宅が増えてきて人の生活を感じる景色へと変わってきます。 

 

   

 

富良野駅到着

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東鹿越駅を出発して39分、富良野駅に到着。

富良野駅は根室本線と富良野線の2路線が乗り入れる交通の要衝とされる駅。また、富良野駅を始発・終着とする列車も設定されており根室本線の拠点駅ともなっています。

 

富良野といえばラベンダーが有名です。ラベンダーの咲くシーズンになると全国から観光客が訪れ、また札幌と富良野を結ぶ臨時特急フラノラベンダーエクスプレスも運行されています。

 

今回乗車した際も富良野駅から大勢の乗客があり、富良野~滝川間の需要の多さを感じさせてくれます。

車窓②(富良野~滝川)

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富良野を出ると根室本線は左にカーブしながら旭川方面へ行く富良野線と別れていきます。

 

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再び根室本線は空知川を渡り、川に沿って走っていきます。

 

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2017年まで駅だった島ノ下信号場を通過。利用者減少に伴い廃止された駅の一つです。

 

島ノ下信号場を過ぎると根室本線は全長2,839mの島ノ下トンネル5,595mの滝里トンネルへ入っていきます。これは滝里ダム建設に伴い根室本線のルート変更によるもので、旧根室本線はダムに沈んでしまっています。

 

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東鹿越駅を出発して1時間4分、上芦別駅に到着。

上芦別駅では東鹿越行きの列車と行き違いを行います。今走ってきた線路を逆に向かって走っていく列車です。

 

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東鹿越駅を出発して1時間9分、芦別駅に到着。

芦別駅はかつて、急行 狩勝も停車駅でしたが現在では普通・快速列車が1日9往復停車するのみ。

一応、臨時特急フラノラベンダーエクスプレスも停車します。

 

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(2018年に撮影、左側の草の部分に貨物線があった様子)

芦別は大正~昭和にかけて炭鉱の町として発展してきました。そのため駅構内には石炭輸送を目的とした貨物列車発着する線路がありました。

現在では使用する貨物列車もなく草に覆われてしまっている様子を見ることができます。

 

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東鹿越駅を出発して1時間28分、赤平駅に到着。赤平駅では富良野行普通列車と交換を行います。

 

赤平も炭鉱の町として発展してきました。

石炭採掘の最盛期では多くの石炭貨物列車が当駅を出発し全国へと石炭を運んでいきました。芦別駅と同様に貨物線は現在使用されていないため草で覆われてしまっていますが、その名残が現在でも広い駅構内として残っています。

 

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(2018年に撮影した写真)

赤平駅は普通・快速列車しか普段は来ないのですが駅舎がとてもすごいです。

全てが駅舎というわけではなく、市民交流センターが併設されているということですが、それでもすごいです。

 

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滝川駅手前で進行方向左側より函館本線と合流します。

 

   

 

終点、滝川駅に到着

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東鹿越駅を出発して1時間45分、終点滝川駅に到着。

 

根室本線としての路線はこの滝川駅で終わり、乗ってきた列車は折り返し列車として準備を行います。

 

かつては滝川駅から先、札幌方面へ直通する特急・急行列車などが数多く設定されていましたが現在ではその影はほとんどありません。唯一、臨時特急フラノラベンダーエクスプレスのみが函館本線へと直通し札幌へと向かいます。

最後に

今回は根室本線の鉄道での運行区間、東鹿越駅~滝川駅の普通列車の乗車記でした。

 

石勝線が開通する前には札幌と釧路・根室とを結ぶ大動脈として利用されていた路線で、その利用がなくなった今でもかつての様子が見られる区間でした。

富良野~東鹿越間は特に本数が少ないので計画を立てていくことをオススメします。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

今回で全4回に渡って続いた根室本線全線乗り通す旅は終わりになります。

以下にこれまでの記事を載せてますのでまだ見ていない方は下からどうぞ。

 

根室本線全線乗り通す旅① 花咲線(根室→釧路)

根室本線全線乗り通す旅② (釧路→新得)

根室本線全線乗り通す旅③ (新得→東鹿越駅)