乗り物好きによる旅行ブログ

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【とれいゆつばさ】足湯を備えた観光列車 とれいゆつばさ乗車記(福島→新庄)

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みなさんこんにちは、tomotabitripです。

今回は福島駅と新庄駅間で運行されている観光列車「とれいゆつばさ」の乗車記になります。

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とれいゆつばさとは

「とれいゆつばさ」はE6系新幹線の増備に伴い余剰となったE3系新幹線を改造して作られた観光列車です。

この列車の最大の特徴は16号車にある「足湯」です。走る列車の中から車窓を眺めながら足湯につかるという、いままでにない観光列車になっています。

 

足湯以外にも特徴はあり

・11号車:リクライニングシート(元グリーン車を普通車指定席として使用)

・12-14号車:お座敷指定席

・15号車:バーカウンター(湯上りラウンジ)

・16号車:足湯

11号車の指定席は元グリーン車のシートを使っていますが指定席料金で利用できます。また、15号車の湯上りラウンジでは地元のお酒(ワイン・日本酒など)、ジュース、アイスなどが購入でき車内で味わうことができます。

ダイヤ・停車駅

停車駅 福島 米沢 高畠 赤湯 かみのやま温泉 山形 天童 さくらんぼ東根 村山 大石田 新庄
1号
(福島発)
10:02発 10:36発 10:44発 10:50発 11:08発 11:19着
11:26発
11:37発 11:45発 11:50発 12:00発 10:16着
2号
(新庄発)
17:41着 17:07発 16:52発 16:45発 16:23発 16:11着
16:13発
15:40発 15:34発 15:28発 15:16発 15:00発

車内の様子

リクライニングシート(11号車)

11号車は元グリーン車ですが普通車指定席料金で利用できます。もちろん座席はグリーン車時代のままのものを使っています。

お座敷席(12-14号車)

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お座敷席では通路を挟んで4人掛けと2人掛けのボックス席が並びます。

座面は畳になっていますが座布団が敷いてあるので、そこまでお尻が痛いと感じることはありませんでした。

バーカウンター・湯上りラウンジ(15号車)

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バーカウンターではお酒(ワイン・日本酒・ビール)、ソフトドリンク、おつまみ、デザート類を購入することができます。

写真手前にはフリースペースの湯上りラウンジがあり、バーカウンターで購入したものなどの飲食が可能です。

足湯(16号車)

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とれいゆつばさ最大の特徴でもある「足湯」です。

   

とれいゆつばさ1号 乗車記

福島駅から出発

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今回乗車する10時02分発 特急「とれいゆつばさ 1号」は奥羽本線在来線ホーム 5番線から出発です。

 

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福島駅では山形方面より9時35分頃に入線してきました。

入線の様子を見たい方は9時25分頃にはホーム上にいれば確実かと思います。

使用車両はE3系700番台 6両編成(R18編成)

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とれいゆつばさのロゴマークにはぶどう、ラ・フランス、サクランボ、べにばな、将棋の駒などの山形の特産品を詰め込んだデザインになっています。

まずは足湯券を購入!

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とれいゆつばさの一番の特徴は「足湯」ですが、この足湯に入るには「足湯利用券」が必要です。

足湯利用券は、びゅう旅行商品ツアーを購入すると優先的に購入(事前予約)ができますが、余っていれば当日券の購入も可能です。

当日購入の場合には、15号車にあるバーカウンターで購入が可能です。但し当日券の販売枚数がどれくらいかはわからないため、乗車したらまずは足湯利用券を手に入れることをオススメします。

1回あたり15分で450円(とれいゆオリジナルタオル付)です。なお15分の間に着替えの時間も含まれるので足湯に使っていられるのは10分くらいでしょうか。

   

車窓①(福島~かみのやま温泉)

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10時02分、列車は時刻通り福島駅を出発。福島駅では職員の方が横断幕を持って見送ってくれました。

 

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福島駅を出るとすぐに左へカーブし東北本線・東北新幹線と別れます。

 

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庭坂駅を過ぎるとこれまで広がっていた住宅が急になくなり田園風景が広がります。

 

また、徐々に線路も坂を上っていき奥羽山脈 板谷峠越えへと進んでいきます。

福島~米沢間の板谷峠では約22㎞にわたり最大38.0‰の急勾配があり、途中の赤岩駅・板谷駅・峠駅・大沢駅でスイッチバック方式の駅が4駅連続で設置され、1990年まで使用されていました。

 

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第2芳ヶ沢トンネルと抜けると松川にかかる色鮮やかな朱色が特徴的な「松川橋梁」を渡ります。

松川橋梁過ぎるとスイッチバックがあった赤岩駅を通過します。かつてはスイッチバックの設備がある駅でしたが、利用者減少もあり現在は休止駅扱い。2021年3月のダイヤ改正をもって廃止となりました。

 

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標高545mにある板谷駅を通過。板谷駅では進行方向左側にしっかりとスイッチバックの遺構を見ることができます。

 

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標高626mと奥羽本線で最も高い位置にある峠駅を通過。峠駅では進行方向左側にスイッチバックの遺構を見ることができます。

最高地点の峠駅を過ぎると列車は下り勾配へと変わります。

下り勾配の途中、板谷駅の隣の大沢駅では4つ目のスイッチバックの遺構がある駅で進行方向左側にその姿を見ることができます。

 

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福島駅を出発して34分、米沢駅に到着。

かつては急勾配のため補機やスイッチバックなどが必要だった板谷峠を約30分程度で通過してしまいました。ここからは比較的平地な盆地内をずっと走ることになります。

 

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米沢を出ると進行方向右側には雲の向こうに、先ほど越えてきた奥羽山脈の山々を見ることができます。

米沢を出ると高畠・赤湯と停車します。

 

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赤湯を出ると列車は徐々に勾配を登っていきます。この時の進行方向右側では米沢盆地を見渡すことができ、とても景色の良いところですの見過ごさないよう注意してください!

 

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福島駅を出発して1時間6分、かみのやま温泉駅に到着。

この駅では東京行つばさ138号とすれ違います。

   

いよいよ足湯へ

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16号車デッキには「これより先は足湯利用券持っている人のみ」との案内。

 

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入口から足湯内は直接見えないような工夫の造り。木で囲まれた入口もおしゃれ。

入口で係員に足湯券を渡しオリジナルタオルを受け取ります。

 

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今回は16号車奥側の足湯スペースへ。上の写真のスペースは全て靴を脱いで利用するところなので、手前で靴を脱ぎます。

準備ができ次第足湯へ!!

 

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足湯の温度はちょうどよい温かさでした。ジェットもついているので刺激もあり心地よい感じ。また足湯では「返し」がついているので列車が揺れてもお湯がこぼれるということはなかったです。

足湯につかりながら100㎞/hの速度で移動するなんてことはこのとれいゆつばさ号でしか体験できないでしょう。

 

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福島駅を出発して1時間17分、山形駅に到着。山形駅では7分の停車時間があり記念撮影の人や横断幕を持った職員のお出迎えがありました。

そんな中、足湯に浸かっていたのでホーム上の人と目線が多々合うことに・・・。

足湯の後はお酒とアイス!

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足湯を出た後は15号車のバーカウンターでお酒とアイスを購入。

お酒は「高畠ワイナリー」の「嘉-yoshi-スパークリング シャルドネ」、アイスは山形が産んだ米「雪若丸」を使用した「雪若丸ジェラート」です。

どちらも美味しくあっという間に食べ飲み終わってしまいました。

   

車窓②(天童~新庄)

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福島駅を出発して1時間42分、さくらんぼ東根駅に到着。

この駅では東京行 つばさ140号と行き違いを行います。

 

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福島駅を出発して1時間47分、村山駅に到着。

天童駅~村山駅間は線形が良く奥羽本線内の最高速度130㎞/hに迫る速度で走り抜けます。

 

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福島駅を出発して1時間58分、最後の途中停車駅となる大石田駅に到着。

大石田駅2番線に到着したのですが、あまり2番線は使用しないためかホームの列車案内板では「とれいゆ1号」の次が「とれいゆ2号」の表示となっていました。

 

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新庄駅手前で進行方向右側より陸羽東線と合流。

陸羽東線は鳴子温泉に寄り道しながら乗り通してみました。

 

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終点 新庄駅に到着

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12時16分、福島駅を出発して2時間14分で終点の新庄駅に到着。

乗ってきた列車は回送列車として一度留置線に入り、15時発のとれいゆつばさ2号 福島行きとして運行されます。

最後に

今回は福島駅~新庄駅間で運行されている観光列車「とれいゆつばさ」の乗車記でした。

 

特急列車(新幹線車両)の中に足湯を造り、移動しながら入るという面白い体験をさせてくれる列車でした。足湯も良かったですが、バーカウンターで販売している地元のお酒やデザートも美味しく車内で食べれるというのがより旅行気分を上げてくれました。

 

 

運行終了まであとわずかですが機会があれば乗ってみてはいかがでしょうか。