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【サンライズ出雲】1編成に4部屋しかない!サンライズツインで行くサンライズ出雲号の旅(東京→出雲市)

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みなさんこんにちは、tomotabitripです。

今回は唯一の定期夜行寝台特急 サンライズエクスプレスの予約方法の紹介と1編成にたった4部屋しかない2人用「サンライズツイン」の乗車記になります。

サンライズエクスプレスとは

(引用:© OpenStreetMap contributors)

現在JR全線で唯一定期運行されている寝台特急で、「サンライズ出雲号」が東京~出雲市駅、「サンライズ瀬戸号」が東京~高松駅間を毎日結んでいます。

下り列車の場合、東京~岡山駅間はサンライズ出雲・瀬戸号が併結して運行され、岡山駅で切り離しされそれぞれの目的地へと向かいます。上り列車の場合は逆に岡山駅で出雲市・高松駅からそれぞれ来た列車の連結作業が行われています。

 

繁忙期にはサンライズ瀬戸号が高松から琴平駅まで延長運転、東京~出雲市駅間に臨時サンライズ出雲号の運転があります。

料金 

サンライズエクスプレスの寝台料金は以下の表のとおりです。

 

  部屋のタイプ 座席種別 寝台料金
1人用 シングルデラックス A寝台 13,980円
シングル B寝台 7,700円
ソロ B寝台 6,600円
2人用 サンライズツイン B寝台 7,700円/人
シングルツイン B寝台 1人目:9,800円
2人目:5,500円
ノビノビ座席 座席 530円

 

※乗車するには、運賃+特急料金+寝台料金が必要になります。

車内設備の紹介

A寝台 シングルデラックス(4号車・11号車)

f:id:tomotabitrip:20200607153004j:plain

サンライズエクスプレスで一番豪華な部屋で1編成に6部屋しかありません。

料金は他の部屋と比べて高めの設定となっていますが、部屋には洗面台・テーブルが設置、A寝台用のシャワーカード・シャンプー等アメニティ類を貰えますので、個人的にはそれだけ出しても満足できる部屋だと思います。

B寝台 サンライズツイン(4・11号車)

サンライズエクスプレスの中で唯一ベットが横並びになっている部屋になります。

1編成に4部屋しかなく、シングルデラックス同様人気のある部屋なので、大体発売と同時に予約が埋まってしまうことが多くなかなか予約するのが難しい部屋です。

B寝台 シングルツイン(1・2・6・7・8・9・13・14号車)

シングルツインは2段ベットにすることができるので、1人または2人で使用できる部屋です。

この部屋は1編成に8部屋あるので、2人利用の場合サンライズツインではなくこの部屋を狙う方法もあります。

荷物を置くスペースが狭いのと、上段の窓は天井に向かってカーブしているので人によっては酔ってしまうことがあるので注意です。

上のベットは折りたたむことができ、下のベットも折りたたんで向かい合わせのソファー席にすることができます。

B寝台 シングル(1・2・6・7・8・9・13・14号車)

シングルはサンライズエクスプレスで一番数が多い部屋で、1編成あたり2階が36部屋、1階が44部屋の合計80部屋あります。

2階席

天井に向かって窓がカーブしているので人によっては酔ってしまうかもしれません。

2階にあるので高い位置からの景色を見ることができます。

 

1階席

1階にあるので線路やホームが近く、スピードの感じられる臨場感の景色を見ることができます。

ソロ(3号車・10号車)

ソロはシングルよりも1,000円安い設定となっています。

1編成に2階が10部屋、1階が10部屋の計20部屋になります。

部屋の設備はシングルと変わりませんが、より狭くなっていて荷物置くスペースがほとんどありません。

また、ソロはモーター車にあるので音に関してほかの車両と比べて気になってしまうかもしれません。

2階席

立って着替えなどする際には、階段のところに立つしかありません。

 

1階席

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部屋の一部に上段用の階段部分がせり出していてベッド部分がそれにあわせて切り欠きになっていますね。

ノビノビ座席(5号車・12号車)

ノビノビ座席は指定席扱いとなっており、寝台料金は不要となっています。

寝台部屋とは異なり、隣の人と隔てるのはカーテン1枚と頭の部分に壁が少しあるだけになります。

床はカーペットが敷き。掛け布団(ブランケット)はありますが、枕はありません。

寝台料金不要ですが、横になって寝られるということを考えれば利用するのもありかと思います。

ミニラウンジ・自動販売機(3号車、10号車)

サンライズエクスプレスの3号車と10号車の車端部には共用のミニラウンジが設置してあります。座席数は通路を挟んで4席ずつの計8席。

 

ラウンジには自動販売機も設置してあります。

写真を見てもわかる通り、売っているのはソフトドリンク、ペットボトルも小さいものなのでアルコール類が必要な場合にはあらかじめ購入して乗るようにしましょう。

シャワー室・シャワーカード(3、10号車)

サンライズエクスプレスにはシャワー室も設置してあります。

共用ですがシャンプーとボディーソープもおいてあります。

 

シャワー室を利用するには3号車にあるシャワーカードを購入する必要がありますが、発売数は数が限られています。

今回乗った際には始発の東京駅を出発した時点ですでに売り切れていました。

事前申込・購入方法

サンライズエクスプレスの事前申込・購入方法は以下の通り。

・みどりの窓口

・えきねっと

・e5489(JRおでかけネット)

みどりの窓口

JR各線の駅にある窓口で購入する方法です。

座席・寝台の細かい指定(1階や2階、車端部や車両中央部など)を行いたいならばみどりの窓口で購入する必要があります。

えきねっと

JR東日本が提供するインターネット予約サービスを利用する方法です。

駅の窓口まで行かなくても事前申込・購入できる点は良いですが、えきねっと利用の注意点として、「ノビノビ座席」しか事前申込・購入できず、寝台券を予約することができません。

e5489

JR西日本が提供するインターネット予約サービスを利用する方法です。

e5489の場合はサンライズエクスプレスの全ての寝台・座席を事前申込・購入ができます。インターネット予約する際にはe5489が一番良いと思います。

 

今回のサンライズツインの切符はこのe5489サービスで予約することができました。

 

   

 

サンライズ出雲号 乗車記

夜の東京駅から出発

これまで22時ちょうどの出発だった「サンライズ出雲・瀬戸号」ですが、2021年3月のダイヤ改正で10分早くなり21時50分発となりました。

発車案内表示器では「寝台特急 さサンライズ出雲 出雲市行」と「「寝台特急 さサンライズ瀬戸 琴平行」が交互に表示されます。

 

はるか遠くの駅が表示されるとわくわくしてしまいます。

 

21時16分発 品川行 特急「ときわ 82号」が出発した後、「サンライズ出雲・瀬戸号」が入線してきます。

 

21時25分、東京駅9番線ホームに品川方面から回送列車として「サンライズ出雲・瀬戸号」が入線。

 

「サンライズ出雲・瀬戸号」の車内では弁当などの販売はなく、車内に設置されている自動販売機で飲み物を購入することぐらいしかできないので、乗る前に購入していく必要があります。

 

ドアが開き乗車したらまずは3号車にあるシャワーカード(320円)の購入へ向かいます。現金しか使えないのであらかじめ用意しておきましょう。

 

出発時刻まで約20分あったので写真撮影を楽しみます。

反対側の8番線ホームからだと前7両分くらいは写真に収めることができました。

 

側面の「出雲市」表示の行先表示板。貴重になってきている幕式形式。

 

「サンライズ出雲・瀬戸号」の連結部です。

左(1~7号車)が琴平行「サンライズ瀬戸号」、右(8~14号車)が「サンライズ出雲号」です。

サンライズツインのお部屋

今回はサンライズエクスプレス1編成に4室しなかない「サンライズツイン」の部屋を利用しました。

ベッドは横に2台並列で並んでいるので2人旅にはもってこいの室内。

ベッドの間にはゴミ箱とスリッパが置いてあり、通路側のベッドの壁には荷物を置けるスペースがありました。

 

ベッドの枕元にはコントロールパネルがあり、部屋の各ライトのスイッチと、AC電源コンセントが1つありました。

AC電顕のコンセントの数が少ないので、モバイルバッテリーや複数充電可能な電源アダプタは必須です!

 

パジャマと掛け布団(毛布)、枕はおいてありました。

 

21時50分、時刻通り東京駅を出発。

1階部屋の為目線の高さはさっきまで立っていたホームの位置。徐々に速度が上がってくると迫力が増してきます。

車窓① 真夜中の東海道を西へ(東京~岡山)

21時14分、最初の停車駅横浜駅に到着。ホームで待つ人をベッドに座りながら見ると、より寝台特急の非日常間を感じますね。

反対側のホームには「特急 湘南」で使われているE257系の回送列車が停車していました。

 

横浜駅を出発した後、深夜の東海道を西へ走ること約1時間。

23時21分、JR東日本と東海の境界駅である熱海駅に到着。ここでは2分間の停車時間があり乗務員交代が行われます。

温泉地として日中は賑わう駅ですが、日付変更間近の時間帯ともなると静かなホームでした。

 

沼津・富士と停車し日付を越えた最初の停車駅、0時18分 静岡駅に到着。

行先表示板には寝台特急のマークの「流れ星」の表示がいい感じですね!

 

翌朝岡山駅到着前には起きたかったので、静岡駅を出たあと寝ることにしました。

 

静岡駅を出ると「サンライズ出雲・瀬戸号」は浜松駅に停車した後、名古屋・京都・大阪・神戸といった東海道線の大都市を全て通過し姫路駅まで走り抜けていきます。

この間ノンストップというわけではなく豊橋・岐阜・米原(乗務員交代)・大阪駅では運転停車が行われます(夜中起きていればこの光景を見ることができますよ!)。

 

   

 

岡山駅で瀬戸号・出雲号で切り離し

6時27分、時刻通り岡山駅に到着。

 

岡山駅到着後すぐに「サンライズ出雲・瀬戸号」の切り離し作業が行われます。

この切り離し作業はサンライズ号に乗っている人のみならず、ホームにいた人も撮影に集まり賑わう様子。

 

作業終了後、6時31分「サンライズ瀬戸号」が先に出発し、信号が変わり次第「サンライズ出雲号」が出発します。岡山から先、瀬戸号は本四備讃線(瀬戸大橋線)を経由し香川県高松駅へ、出雲号は伯備線を経由して出雲市駅まで向かいます。

 

時刻通り、6時34分 岡山駅を出発。

車窓②倉敷駅から伯備線へ(倉敷~伯耆大山)

「サンライズ出雲号」は岡山駅を出発後引き続き山陽本線を西へ進みます。

6時46分、倉敷駅に到着。倉敷駅からは山陽本線と別れ伯備線へと入っていきます。

 

倉敷駅をでてしばらく走ると高梁川にかかる山陽新幹線と交差。

伯備線は高梁川に沿って中国山地を縦断、日本海側へ向けて北上していきます。

 

7時14分、備中高梁駅に到着。伯備線は当駅までが複線で、当駅以北は一部区間を除き単線区間となります。

伯備線を走る特急「やくも」を始め全ての列車が停車する、伯備線の中でも拠点となる大きな駅です。

 

北上するにしたがってどんどん山が近くなり、線路のカーブが険しくなってきました。

 

定刻通りであれば「江尾駅」で国鉄色の381系で運転されている岡山行 特急「やくも 8号」と行き違いを行うとのことで、部屋を出て通路側の窓で待機。

その姿をしっかりと見ることができました!

 

岸本駅を過ぎた辺りで、車内放送にて右側の車窓に伯耆富士の愛称のある「伯耆大山」が見えるとアナウンスがありました。

天気が良かったので中国地方最高峰の伯耆大山の姿をしっかり見ることができました!

車窓③ 山陰本線を快走(伯耆大山~出雲市駅)

伯耆大山駅手前で右側より鳥取方面から来た山陰本線と合流します。

伯耆大山駅は「サンライズ出雲号」は通過ですが伯備線はこの伯耆大山駅までで、ここから先終点の出雲市駅まで山陰本線を走ることになります。

 

伯耆大山駅を通過し日野川を渡ります。右側の遠くには王子製紙工場の煙突を遠くに見ることができます。

 

9時03分、境線との接続駅である米子駅に到着。

反対側のホームには国鉄型の115系の車両が停車中。

 

線形が良いためか「サンライズ出雲号」は速度を上げ、山陰本線を快走します。

 

9時29分、島根県の県庁がある松江駅に到着。ここまで来ると終点の出雲市駅まではもう少しです。

 

松江駅を出ると右側にはしじみで有名な宍道湖が一面に広がります。

宍道湖の景色楽しんでいるとあっという間に、最後の途中停車駅である宍道駅に到着。

終点 出雲市駅に到着

高架線を登り9時58分、時刻通りサンライズ出雲号は終点の出雲市駅の3番線に到着。

東京を出発して12時間08分の寝台特急の旅はここで終わりです。

 

乗ってきた「サンライズ出雲号」はこの後10時27分頃に後藤総合車両所出雲支所まで回送列車として出発していきました。

最後に

今回は唯一の定期運行の夜行寝台特急「サンライズ出雲号」のサンライズツイン乗車記でした。

夜の東京駅を出発し、目が覚めるとはるか何百キロも離れた別の場所にいるという非日常間を味わえる寝台特急の旅は本当にオススメです。

 

現在定期運行されている寝台特急は「サンライズ出雲号」、「サンライズ瀬戸号」のみになりますので、ぜひ機会があれば寝台特急に乗って旅に出てみてはいかがでしょう。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。